学び舎あとらぼ(熊本サドベリースクール)の挑戦

 あとらぼ代表のトムさん(山田朋和さん)が、最近いろんなことをはじめている。「キッチンあとらぼ」や「暮らしのあとらぼ」、その他にも自然農法など。2020年のあとらぼ開校から一年近く経過し、トムさんがNEXTステージに足を踏み入れようとしている気がする。これら諸活動の展開はパーマカルチャーの思想に通底しているようだ。サドベリースクールそのものがパーマカルチャーに近いものだし、持続可能な社会の実現に通じている。どうやらトムさんの目指すところはこの辺にあるようだ。
 そしてついにトムさんは2校目のオルタナティブスクールを開校させる計画を発表した。それが【学び舎あとらぼ泗水校】プロジェクトだ。来る5月1日にはプレオープンDAYを企画されているので、詳しくはトムさんのFBページをご覧いただきたい。ここで紹介したいのは、泗水校プロジェクトに踏み切ったトムさんの想いです。想いを抱くところから、すべてが動き出す。そのことをトムさんは身をもって示してくれている気がして、ビビッと来たのでみなさんと共有したいのです。以下、トムさんのFBよりhttps://www.facebook.com/tomokazu.yamada888 

今から4年前の今頃、16年勤めた教員を辞めて、オルタナティブスクールの設立を模索した。その真っ先にあったのは、この地でスクールをすること。僕が幼少期から慣れ親しんだ、じいちゃんばあちゃんの家。自然豊かなこの場所がとても好きで、長い休みは初めから最後まで過ごした。祖父がなくなって空き家になり、年月がだった。巡り巡って今、仲間とともにここでスクールを立ち上げようとしてる。パーマカルチャーや自然農、古民家リノベを同時にやりつつ、サドベリースクールをここでやりたい。というのも、パーマカルチャーや自然農とサドベリー教育はとても似ているから。草や虫を敵としない。それぞれ自分が心地よいと感じる場に置かれるだけで、あらゆる生き物が生き生きとし、野菜は本来の味の濃い実をつけ、互いが恩恵を享受する。こうして、自分も周りも楽になり、持続可能なカタチとして、新しい次の時代へ。まだ自然農もサドベリー教育もはじめたばかりだけど、きっとこれが本質なのだと感じている。「そんなの夢物語だ」そう言われたとしても、今の僕は、いっこうに怯まない。ワクワクしている。1人でも多くのみなさんと、この思いを分かち合いたい。

トムさん
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