政治懇談会報告

 10月16日、熊本テルサにて、トイロメンバーと公明党議員との懇談会をおこないました。事前の呼びかけに応じて、8名の皆さんが時間をこじ開けて集ってくださいました。また16日にむけてフェイスブックにコメントとして要望を書き込んでくださった方々も、貴重なご意見ありがとうございました。これらの意見も取り上げさせていただきました。
 政治懇談会は1回きりで終わりにせず継続していきます。

 全国の不登校支援の現場を見回っている下野さんが、こんな力強い方々が日頃からネットワークでつながっているなんて、全国的にも突出していると感想をもらしていました。そして『是非、熊本モデルを創っていきましょう。』との提案があり、トイロの活動はそんなに評価されるべきものなのかと驚きました。この『熊本モデル』という提案は、今後、トイロの活動を展開していくうえでの大きな目標、そして大きな希望を与えられた気持ちになりました。
 今後は不登校支援&多様な学びの実現にむけたトイロ『熊本モデル』バージョンをビルドUPし、全国に希望の光を送っていければと思います。以下、今回出た公明党に対する要望の一覧です。

【自治体レベル】
1)不登校の学習支援・生活支援を行う団体への財政支援
2)熊本では学習支援委託事業費を1団体が独占している。多くの支援団体に分配を。
3)不登校の学習支援・生活支援を行う団体への助成をおこなう際に定める認定の基準は、当該団体の独自性をそこなうことにならないよう、ゆるやかなものとなること(出席扱いの認定を受けているかどうかが基準となるとよい)
4)生活保護・非課税家庭、ひとり親家庭が学校外の学びをおこなう際の財政補助
5)外国籍のこどもが学校外の学びを行い際の財政支援
6)文科省、厚生省などの管轄の壁を取り払って、子ども支援という視点で協力して予算立てできる仕組みを。
7)ヤングケアラーの子どもたちの学びの保障
8)不登校の高校生も出席扱いの取り扱いができるように
9)文科省は「不登校を理由に、安易に1などの成績評定を出さないように。テストだけうけてもらったり、課題を出したりして、その子の能力を測って評価すること」と通達を出しているが、実際にはそうなっておらず、現実に「不登校生に3以上は出せない」とする事例もある(熊本県内)。フリースクールやホームスクールでまじめに勉強している生徒が、不登校であるが故に、受験点数が高くても内申点で不合格となる現状を変えてほしい。
10)神奈川県のように、高校受験に際して、不登校生徒が内申点関係なく受検点数と面接のみで評価する不登校合格枠を設けてほしい。
11)すべての小中学校に、相談室を設置し、相談員を常駐して、カウンセリング及び不登校児童生徒の対応と居場所を確立する。
12)教育支援センターの利用申請を、学校を通さなくても、直接できるように。
13)家から出られない子どものための家庭訪問等アウトリーチ型支援の充実(学校外組織による)
14)学校・家庭・フリースクールとの連携を担う中間組織(民間委託第三者機関)の設置。
15)教育委員会・学校職員が参加する不登校理解の研修(フリースクール主宰者の話や当事者の話、フリースクールの視察など)の実施
16)保護者向けの不登校時にどんな支援や学び方があるのかについての事例公開
17)不登校特例校兼夜間中学校の設置(公立あるいは公立民営)
【国政レベル】
18)統一のオンライン学習教材の開発(これを受ければ出席扱いとなり、受講状況評価システムとも連動)
19)学校設置基準を柔軟化し、多様な教育課程による学校が容易につくれるように。

懇談会参加議員
 下野 六太(参議院議員)
 前田憲秀(熊本県議会議員 公明党県本部幹事長)
 本田 雄三(熊本県議会議員)
 井本 正広(熊本市議会議員)

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